思い出の品とさよならできない。でも、本当に大事なことに目を向けると、踏み切れました。
- いつか使うかもしれない
- 後から後悔するかもしれない
- 思い出が詰まっている
・いつか使うかもしれない。
いつかは、本当に来なかった。よく、いつかは来ない。とミニマリストのブログに書いてあります。お母さんが作ってくれた手縫いのドレス。娘に着せようと取ってありましたが、着るタイミングもなく、サイズアウトしてしまいました。
・後から後悔するかもしれない。
捨てるときは、とてもとても心が痛みました!でも、後悔したかといえば、後悔はありませんでした。ずっと気にかかっていた事が1つなくなって、逆に少しすっきりしたかも。
・思い出がつまっている。
そのドレスには、たくさんの思い出がつまっていました。お母さんがミシンに向かって作ってくれた想い。愛情。それが捨てられなかった原因です。でも、お母さんの愛情は今も変わらないのです。そのドレスがなくても。
思い出の品より大切だったもの
思い出が詰まっている。お母さんが作ってくれた服とお別れしました。すごく寂しい気持ち、悲しい気持ちになりました。なのにどうしてお別れしたかというと、お母さんが大切なのは、過去の私ではなくて、現在、そして、未来の私の幸せだと思うからです。幸せだった子供時代は、思い出の物がなくても確かにあって。お母さんが大切なのは、その服より私、そして子供たち。物ではなくて、人を大切にする為です。幸せだった過去にとらわれず、今、そして未来を見て、生きていく。本当に大切なものを、大切にする為です。そう思うようになって踏み切れました。一つ一つ、思い出の物とお別れするたびに、大切な事が明確になっていっている気がします。
思い出の品とさよならできたら、いつの間にか前よりも、今の自分を大切にできるようになっているかもしれませんね。